だだちゃ豆は、他の枝豆と比較して小ぶりで、皮に茶色い毛が生えているのが特長です。見た目はあまりよくありませんが、香り高く、ひときわ濃厚な味わいです。茹でたそばから立ち込める独特の香り、コクが深い味わいから枝豆の王様と言われています。

香ばしみとは、地元の言葉で、香りと甘みが合わさったような意味。本場、山形県・鶴岡市で収穫されるだだちゃ豆は、濃厚な香りとコク深い旨みで、噛むほどに甘みを感じられます。だだちゃ豆の名前は、枝豆好きのお殿様が特においしい枝豆を集め、「これはどこのだだちゃ（おやじ）の枝豆か」と尋ねたことに由来しているのだとか。

味付けは塩だけでOK。とれたての香りと風味を味わうために、届いてすぐにゆでてください。シンプルな味付けだからこそ、だだちゃ豆の格別な味の違いがはっきりとわかります。