Oisix(おいしっくす)産地直送便は、有機野菜など新鮮でおいしい食品を産地より直送するお店です。
Oisixトップページ

Oisix産地直送便

いらっしゃいませ!
ログインする 
注文履歴 | 初めてガイド | ヘルプ | お客様の声 | お問い合わせ
| おいしっくすTOP


 

今週のピックアップ


商品カテゴリー


ご予算で探す



過去の商品


読み物

産地便り


壁紙ダウンロード

産地の壁紙

希少な商品も見逃さない!
希少な商品も見逃さない!

このサイトの一部のページは Flash Player プラグインが必要です。 左のアイコンから最新バージョンをインストールしてください。

第9回 日本オンラインショッピング(OLS)大賞受賞!
オンラインショッピング大賞を受賞しました!
お客様のおかげです!


産地便りダイジェスト ショートストーリーズ 〜4つの産地 4人の生産者
撮影:木村文吾   文:植松聡  Web構成:山路晴巳




歩いてきた道をふりかえる。思い出すのは、空、土、汗、人々の笑顔。
難しい言葉も、大げさな表現もなくなりました。あの空と土と汗、人々の笑顔を前にしては。
そんな見たまま聞いたままを、4つのショートストーリーにまとめてお届けします。お客様からのお便りをまじえながら、どうぞ、お楽しみください。





 1 初夏    チームプレイの 「 果肉しっかり 充実桃 」

ボンネットに、桃の影が映った。
福島駅から30分、車は高橋正敏さんの畑へ滑りこむ。

見わたせば、
きれいに刈られた葉や下草の、みずみずしい輝き。
まぶしさに、目を細めたくなるほどの。

目を細めたくなるのは、
畑の様子だけではありません。
高橋さんとご家族との仲も、まぶしくて。

収穫した桃をご夫婦で、
丁寧に箱詰めしてゆくその指先。




詰め終わった箱へ、検印をポンと押してゆく、
おじい様の満足げな眼差し。


代々桃農家の高橋家では、
こうした光景が何十年もくりひろげられてきた。

それは昔も今も、変わることがない。

次の取材地へと走りだす車のバックミラーに、
お見送りの笑顔がキラリと輝いた。


【 充実桃へのお客様からのお便り 】
まず重さにびっくりしました。ただ重いってことではなく、ぴちぴちに詰まってるといった感じ。
早速丸かじり…果肉は歯ごたえがあり、桃本来の甘さがじわー。 うまいっ、皮ごと食べちゃいました。
美味しくて元気な桃ありがとうございました。
( pack様 )



 2 盛夏    「 だだちゃ豆 」 シンフォニー
ダダダダ、ダダダダ、、、


午前3時、山形県庄内平野。
唸りをあげながら、だだちゃ豆を刈り取るコンバイン。

手探りするような闇の中を、五戸勝与さん一家は、
黙々と進んでゆく。

この時間に収穫を行うのは、日中、温度が上がると、
だだちゃ豆独特の 「 香ばしみ 」
( 土地の言葉で、香ばしさと旨みを両方表現したようなもの )
が、どんどん落ちてしまうから。

空が白みはじめた。

枝葉を落としたり、箱に詰めたりするため、
作物を加工場へ持ち帰る。
鮮度が命のだだちゃ豆だから、
加工場でもやっぱり黙々と、
しかし手際よく作業をするだろう。

こうして黙々と、
だだちゃ豆の一日が明けてゆく。

【 だだちゃ豆へのお客様からのお便り 】
孫が主人の誕生日に贈ってくれました。とても甘くておいしかったです。
ありがとうございました。
( 齋藤様 )




 3 晩秋    「 国産松茸 」 は霧の中
「 ちょ、ちょっと待っていただけますか? 」

岩手県のとある山奥。霧がたちこめる中、
スタッフは坂本正三郎さんに声をかけた。

73歳とお年を召していながら、とにかくお元気。
急斜面を駆け上がる足取りに、
引き離されるばかりで、、、

そのうち、何かをみつけたらしい。
杖で地面の落ち葉を払い、ニッコリ笑った。

近づいて見ても、他の箇所とどう違うのか、
スタッフにはさっぱり分からない。

坂本さんが、
土をゆっくり掘りはじめた。

すると、現れた。松茸だ。
どうして分かったんですか?

「 こう、斜面を下から見上げてね。
ほら、分かるだろう 」

いや、分かりません。。。

坂本さんは松茸ををリュックへ
大事そうにおさめ、山道を駆けおりていった。

「 ちょ、ちょっと、待ってくださ、、、 」

霧の中、
スタッフをぐんぐん置き去りにしながら。

【 国産松茸へのお客様からのお便り 】
一度は食べてみたかった国産松茸。夕食の後だったにもかかわらずなんと!
網焼きで食べちゃいました。今まで食べたものは何だったの?こんなおいしいものがこの世にあったなんて・・・という感じでした。もう高齢の父母に松茸ご飯を作ってもって行き、その場でお吸い物もつくりました。二人とも長生きするもんだなぁっていってくれて、私も大変嬉しく思いました。
( はせっち様 )



 4 初冬  取材中失礼します 「 本場ドイツ人も認めたハム・ソーセージ 」
東京都杉並区。

ハム・ソーセージ職人、
松澤州紘さんはポツリポツリと語りはじめた。



今から20年前、
ついに完全無添加のソーセージを作り上げたとき、
まっさきに向かったのは近所の幼稚園。

試作第一号のことだから、見てくれが悪く、
決しておいしそうではなかったが、
喜んで食べる子どもたちを見るにつけ、、、

「 すみませーん 」

そのとき、お客様がいらっしゃった。
店頭の商品を指さし、うちは小家族だから、
半分にカットしたものをいただけないかと。

松澤さんはすぐに立ち上がり、加工場へ向かった。
パックし直し、商品をお客様へ渡すと、席に戻ってきた。

「 どこまで話しましたっけ? 」

お客様をいつまでも見送りながら、
松澤さんはまたポツリポツリと、
20年前に思いをはせるのだった。

【 本場ドイツ人も認めたハム・ソーセージへのお客様からのお便り 】
肉好きの父の誕生日に贈りました。コーンドゥビーフが気になっていたので味見させてもらったら
「 なにこれーーっ!? 」 と驚いてしまいました。
今までのコンビーフとは全く違う食べ物で、臭みが無く物凄く美味しい!
父母も、このコーンドゥビーフが一番気に入った様子。
ソーセージやサラミも凄く美味しかったようで 「 またお願いね 」 といわれました。
完全無添加でこの味なんて、本当にスゴイ!! 今度は自宅で購入しようと思います。
( カプチーニ様 )





いかがでしたか?ここに挙げたのは、産地と生産者さんをめぐる、ちょっとしたひとコマ。まだまだ豊かなお話が隠されています。
産地のことをもっと知りたい。生産者さんたちの深い物語を読みたい。そう思った方のために、もう一つのストーリーをご用意しました。舞台は西へ、熊本県。主役は柑橘農家の鶴田さんご一家。そちらの方も、合わせてご覧ください。
 



生産者さんにとって、何より励みになるのは、「 お客様からのお喜びの声 」 です。

そしてその声を届けたときの、生産者さんの嬉しそうな笑顔は、
私たちスタッフにとっての励みでもあります。

今回ご紹介した商品の他にも、産地直送便をご利用になったお客様は、
よろしければ、ぜひご感想をお聞かせください。

来年にむけて、私たちも生産者さんたちも、
その声を励みにより一層がんばります。


お名前(ニックネーム、ペンネーム等でも結構です)


メールアドレス


コメント




※商品に関するお問い合わせ等はこちらにお寄せください。



ページTOPへ

産地便り第三回 みかんの嫁入り