2015/3/4
6回目となる今回は、約300名の優良農業者が集い、変革期を迎えつつある日本の[農]の未来について、知識を共有し、考えを深める場となりました。
[農]分野を代表する有識者が「日本の農業の未来」をテーマに議論するパネルディスカッションの後、N−1SUMMITの開催意義に共感いただいたゲストの方々より応援メッセージをいただきました。続いて、3つのテーマに分かれて分科会を実施。最後に、昨年のN−1SUMMIT2014リーダーズ会議の議論から生まれた取り組みであるイニシアチブ活動の発表が行われました。
パネルディスカッション後、参加者に対して日本の農業に対する意識調査を行ったところ、日本の農業の成長に必要な規制改革は、1位「農地法改正」、2位「農産物の機能性表示」、3位「TPP参加」、そして農協改革には8割が賛成という結果となりました。
最後にご登壇いただいた林農林水産大臣からは、同時開催の「農家・オブザイヤー」受賞者への激励のお言葉とともに、アンケート結果について「大変興味深い」とのご感想をいただき、さらに「農協改革は、改革を進める仕組みを作ったということであり、今後、実際に多くの農協でうまくいくような支援や、農協以外の経済主体による積極的な活動も必要である」というお話もいただきました。