2013/3/15
将来の農業界を背負って立つ、自信と気概をもって農業に取り組む人たちが集い、学び、考え、交流し、称えあう場として選ばれた優良農業者にとって最大規模の完全招待制イベントN-1 SUMMITを今年も3月6日(水)に開催しました。分科会では専門家を講師としてお招きし、スキルや知識を学べる時間として実施しました。「大変参考になった」「普段疑問に思っていたことが解決できた」などの声をいただきました。(分科会テーマ)1,高品質安定生産の土づくり 2,施設園芸・植物工場の成果と将来の見通し 3,農業者が現場で使える品質計測実習 4,クローズアップされる食品の機能性 5,小さくても夢がかなう6次化の成功事例
経済産業大臣政務官・内閣府大臣政務官平将明氏、農林水産省食料産業局 外食産業室長山口 靖氏にもご参加頂き、これからの農業について議論する場となりました。世界の食料需要増とグローバル化の流れの中で、日本の農業は農地の減少、就業者の高齢化と担い手不足により、生産基盤が弱体化し続けています。日本の農業がグローバル競争の中で勝ち抜いていくには、「攻め」と「守り」両面の強化が急務であり、強いものをより強くする「競争政策」だけでなく、生産基盤の弱い稲作中心である中山間地に配慮した「社会政策」も平行して行う必要があります。このような「攻め」と「守り」の政策などを中心に様々な意見が交わされました。