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- Oisixの放射線検査体制について
Oisixの放射性物質に関する取り組みについて
Oisixでは、お客さまに毎日の食事を安心してお召し上がりいただけるよう、震災直後の2011年3月18日より放射性物質に関しての自社検査を実施をしております。
さらに、2013年1月24日より検査体制を拡充し、取組みを継続してまいりました。
1)震災直後の2011年3月18日より全アイテムの放射性物質検査を実施しています
Oisixでは、お客さまに安心してお買い物をお楽しみいただくために、2011年3月18日より放射性物質検査を開始し、基準値の変更やサービスの追加などに伴い、検査体制を進化させてまいりました。
当社センターから出荷する青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、全アイテム放射線量の検査を行っております。また、それ以外の当社センターより出荷する商品(DEAN & DELUCA Soup Stock Tokyo 他ブランドストア商品を含む)につきましても、ランダムにピックアップし、検査を実施しております。
※国の定める基準値を超過するか否かの確認を行っていますが、現在、殆どの商品について検出実績はありません。
青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉の全アイテム検査を実施しております。
ゲルマニウム半導体検出器を用いた確認検査も実施しております。
2)「不検出」のグリーンチェック商品の検査を実施しています
Oisixでは、農水省などが指定する検査機関が使用している高精度精密分析装置「ゲルマニウム半導体検出器」を2013年1月に導入し、運用しています。
より高精度な検査を行い、放射性ヨウ素及び放射性セシウムが「不検出」である事を確認したグリーンチェック商品をご案内しております。
「グリーンチェック商品」とは放射性ヨウ素及び放射性セシウムが「不検出」であることを確認した商品です。特に妊婦さんやママからのご要望の多い野菜、乳製品、魚、ベビーフードなど、毎日の食卓に必要な1200品を超える商品について高精度検査を実施し、「不検出」を確認したうえでお届けしています。
ゲルマニウム半導体検出器の最大の特徴は、自然界にある放射性物質と、原発事故由来の放射性物質を精密に分析できることで、より精度の高い検査が可能になります。
厚さ10cm程度の鉛にて外部の放射線を遮断します。
(写真は牛乳の検査を実施しています)
3)全国1,000以上の生産者より産地を選んでお買い求めいただけます
Oisixのお野菜や乳製品は、北は北海道から南は沖縄まで全国1000軒以上の契約している生産者から、一番おいしい旬のものをお届けしております。そのため、産地や生産者などを確認してお買い求めいただくことが可能です。
4)青果物・乳製品・肉・魚などの生産地における「土」「水」「飼料」などの環境検査を実施しています。
Oisixでは、よりお客様に安心していただき、さらに長期にわたって確かな商品を確保していくために、
商品だけでなく、生産環境の確認検査も実施を開始しております。
■具体的な対象アイテムと検査内容
・青果物に関しては、主に関東東北産地の圃場において、市町村単位・栽培形態毎にて、「土」「水」を採取し、定期的に検査を実施。
・鮮魚については、国内養殖魚において、「餌」「水」の検査を定期的に実施。
・精肉については、国内飼育において、「飼料」「水」の検査を定期的に実施。
・たまご・乳製品については、国内飼育において、「飼料」「水」の検査を定期的に実施。
実際に作物が栽培されている畑や田んぼの「土」を市町村単位にて採取、自社センタ-にて検査を実施します。
お米については、田んぼの「土」に加え、田に流れ込む「水」・「稲穂」などの検査も実施しています。
国産の養殖魚について、養殖環境の「水」や「エサ」の検査を実施します。
5)国や流通や海外にも検査のプロトコルを発表
Oisixは国や流通や海外メディアに対して「(社)東の食の会」と連携し、産地や漁港における放射性物質検査についての情報の公開や提言を実施しております。
(1)食の産業サミット2011in仙台で、「(社)東の食の会」と連携し、産地や漁港での放射性物質検査を導入する際のプロトコロルをIAEA元顧問の教授のアドバイスをいただきながら作成し、国や流通メーカーや海外メディアに対して発表しました。
弊社代表・高島宏平
(社)東の食の会 事務局代表・高橋大就
東日本の食品関連産業の直面する課題と解決策を提示しました