2016/12/22
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オイシックス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下「オイシックス」)と、株式会社大地を守る会(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:藤田和芳、以下「大地を守る会」)は、本日開催の両社取締役会において、2017年秋を目処とした両社の合併による経営統合(以下、本統合) に向けて基本合意書を締結しました。あわせて、株式交換を行うことを決議し、株式交換契約書を締結いたしました。本株式交換は、2017年2月末日までに開催が予定される両社の臨時株主総会における承認を得た上で行われる予定です。本統合後の役員構成については、大地を守る会代表取締役社長の藤田を会長、オイシックス代表取締役社長の高島を社長とする体制を予定しています。
本統合により、両社の売上合計は337億円(2015年度実績)となり、成長を続ける食品宅配市場において、自然派食品宅配のナンバーワンとなります(グラフA参照)。両社の力を結集し、食の領域における社会課題をビジネスの手法で解決し、「より多くの人が豊かな食生活を簡単に送れる」社会を目指していきます。
安心・安全に対するお客さまの意識は引き続き高い状況にあり、大手GMSがオーガニック専門店を出店するなど、業界は活性化しています。近年は、女性の社会進出による共働き世帯の増加や健康志向の上昇など、ライフスタイルや価値観の変化に伴いニーズが多様化し、食品宅配市場は成長を続けています。
このような環境を背景に、2000年に創業したオイシックスは、「より豊かな食生活をより多くの人へ」という企業理念のもと、安心安全な高付加価値食品や時短献立キットをインターネットで販売することを主力事業としています。
一方、大地を守る会は、有機・無農薬食材の会員制宅配事業の草分け的存在として、40年の歴史と、約2,500人の契約生産者のネットワークを有しています。独自の生産・取り扱い基準に基づいて、安心・安全にこだわった農・畜・水産物や無添加の加工食品等を提供しています。
両社は成長する食品宅配業界において、安心安全でおいしい高付加価値な食品、そして豊かな食生活を届けることを 事業としています。共通する理念を早期に実現していくために、両社が有する優良な生産者とのネットワーク、マーケティングなどの強みを生かしながら、経営資源を結集し、新たなグループを形成することが有効であると判断しました。高付加価値な食品宅配のマーケットをけん引していくことを目指します。
引用元:
・矢野経済研究所「2015年版 食品宅配市場の展望と戦略」
・2016.05.30官報
※ビオマーケットおよびポランオーガニックフーズデリバリは最新公表が2014年度のため2014年度実績を記載
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