▲ミルキーでさっぱりした甘みを追い求めて、この品種にたどり着きました。 実が真珠みたいに真っ白。 作るのが大変難しいんですよ。

昨年、サニーショコラをお召し上がりいただいたお客様も、 是非今年はピュアホワイトで新しい極生フルーツコーンの味をお楽しみください。

「とうもろこしは黄色」そんなイメージがありますよね。
でも、このピュアホワイトは違います！
皮を剥くと、そこに現れるのは、真珠のような真っ白な粒。
食べてみると、サニーショコラに比べてサラッとした滑らかな食感とミルキーな味わいがお口いっぱいに広がります。

このピュアホワイト、実は作るのがとても大変なんです。
他の黄色いとうもろこしの畑の近くで育てると、すぐに色が混じって黄色みがかってしまいます。だから、畑は遠く離れたところに作る必要があるんです。

それに栽培にも手間がかかるので、他の農家さんはなかなか作りたがりません。
だから、国内のとうもろこし生産量の中では、僅か1％というとても珍しい品種なんです。

こんなピュアホワイトの生産を、チャレンジ精神旺盛な渡部さんは「お客様が喜んでくれるなら！」と快く了承してくれました。

いつもの黄色いとうもろこし、突然真っ白なとうもろしが出てきたら、食卓の話題になること間違いなし！
新しい極生フルーツコーンで、とうもろこし談議に花を咲かせてみませんか？

生産者の渡部さんは、長崎の自然の中でとうもろこしを育ています。

とうもろこし以外にも、様々な作物を育てているチャレンジ精神旺盛な渡部さん。
中でもとうもろこしに対する情熱は、並々ならぬものがあります。

「大事に育ててきたとうもろこしを、虫にやられたこともあった。それでも、あきらめなかったのは、私が育てたとうもこしを『おいしい』と言ってくれるお客様たちの声があったからだね」と笑う渡部さん。

その情熱は、とうもろこしの育て方にも息づいています。

とうもろこしは、1本の茎に3本の実がなる作物です。
しかし、渡部さんたちは、3本のうち2本を間引いて、1本だけを商品として育てます。

これは、栄養やおいしさを1本の実に集中させるため。
もちろん、3本収穫したほうが、収入は大きくなります。
でも、渡部さんたちにとっては、3本の普通のとうもろこしを育てることよりも、1本だけ特別においしいとうもろこしを育てる事のほうが大切なのです。

また、渡部さんはとうもろこしの実が熟れてきて、斜め45度に傾いた瞬間を選らんで収穫します。
44度でもなく46度でもなく、45度。
「この角度こそが、とうもろこしが最もおいしくなる時期」ということを、これまでの経験と勘で知っているからこそ、渡部さんは45度にこだわります。

しかも、45度になるのはたったの3日間だけ。
6万本のとうもろこしの中から、45度のものだけを見つけ出して収穫するのは、とても手間のかかること。

「でも、面倒くさいなんて言ってられないよ。だって、今年も私たちが育てたとうもろこしを心待ちにしてくれているお客様がいるんだ。そんな人たちに、おいしくない物をお届けして、ガッカリさせたくはないしね」

ずらりと並ぶとうもろこしを眺める渡部さんの眼差しは、育ち盛りの可愛い我が子を眺める父親のような、慈愛に満ち溢れていました。

▲収穫直後、真空予冷機（写真奥のコンテナ状のものがそれ）へと運び込まれるとうもろこし。ここで急激に冷却することで、鮮度を一定に保ったまま、ご家庭までお届けすることが可能となりました。

実は、とうもろこしを生でおいしく食べられることは、これまで農家さんだけの特権でした。

というのも、とうもろこしには収穫後の劣化が急激で、糖が熱に変化してしまうからです。これを防ぐには気温が上がらない涼しいうちに収穫し、即冷却して熱発生を抑えることが必要。

とはいえ、忙しい収穫時にそのような冷却ができる農家さんはほとんどいません。
でも、それを理想的に実現することができたのが、長崎の渡部さん達でした。彼らが利用しているのは「真空予冷機」！
数千万円もする高価なものなのですが、これを使うことで内部から急激に冷却することが可能なのです。

この渡部さんたちの協力によって、Ｏｉｓｉｘは極生感あふれるとうもろこしの、もぎたてのおいしさをお届けすることができたのです。